【初心者もOK】シンプルなクリアバッグ 100円ショップで揃う材料と作り方

こんにちは。今年ももう半分が過ぎていることに気づき、すでに1年の終わりを感じるまんぼうです。

猛暑が続く中、急に思いました。

まんぼう
まんぼう

あ、クリアバッグほしい!

流行りに遅れるのはいつものことで、今回も今更ながら夏らしいバッグがほしくなったのです。

しかし、すでに売り場には好みのクリアバッグはありませんでした。

そして、自分の中のクリアバッグブームがどれほど続くかわからないので、あんまりコストはかけたくない…

まんぼう
まんぼう

じゃあ、作ろう。あの素材の縫い心地も知りたいし。

そこで、今回はクリアバッグの作り方をまとめてみました。

クリアバッグとは、通常、ビニールやプラスチックなどの透明な合成素材が使用されたバッグです。

素材の特性上、防水性も高く、多少外部から水がかかっても中身が濡れてしまった…!という悲しい事故を防ぐことができます。また、汚れてもサッと拭き取ることができるので、雨の日やドリンクを多少こぼしてしまっても安心です。

もも
もも

まんぼうはよく飲み物をぶちまけてしまうから、もってこいだね。

透明感から涼し気な印象で、夏のアイテムに感じていましたが、実はバッグの中に入れるアイテムの素材次第で季節問わず活躍できるのも魅力の1つです。

作ったのは高さ19cm、幅24cm、マチ12cmのクリアバッグです。普段持ち歩く荷物が多いので、今回はマチがしっかりとあるものしました。ちなみに材料とマチの具合でお好みのサイズ感にできます。

制作方法は、荷物を煩雑に入れても壊れたりしないように、ミシンで進めます。

ビニール生地をミシンでスムーズに縫うポイントは…

  • 穴が残ってしまうので、待ち針ではなくクリップやマスキングテープで代用。
  • ミシンの押えは、スムース押さえテフロン押えがおすすめ。
  • 生地の滑りが悪いときは、クッキングシートなど滑りの良い紙を生地の下に。一緒に縫っても直線縫いであればぺりぺりっと簡単に取れます。
  • 縫い目は大き目(3~4mm)にすると安定して縫えます。
デザインを決める

簡単に完成予想図を描きます。イラストを描いたアプリはprocreateです。作りながら、あーでもないこーでもないをしてしまいがちで、そうしているうちにそもそもの構想を見失ってしまうので完成予想図は必須です。

材料を準備
  • 軟質カードケース(B4サイズ)
  • カバンテープ
  • Dカン
  • ナスカン
  • カバン送り
  • スナップボタン

軟質カードケースはダイソー、スナップボタンはセリアで入手。

その他は手持ちのものを使いましたが、こちらも100円ショップで気軽に取りそろえることができます。

カードケースは軟質と硬質の2種類ありますが、必ず軟質の方にして下さい。

カードケースをカットする

カードケースの上部には書類を出し入れしやすいようにくぼみがあります。この部分は今回なくしたいので、カードケースの上辺(書類の出し入れ口)をくぼみギリギリのところでカット。

使う道具ははさみでもカッターでも使いやすいもので大丈夫です。

カットするための線は、手持ちのボールペンや水性チャコペンでは書けなかったので、油性ペンで書きました。印の線は、除光液で簡単に消せます。

スナップボタン付きのカバンテープをつける

内側に小物をかけられるように、スナップボタンで開閉できるループを付けました。スナップボタンは、打ち具不要なワンタッチタイプを使用。

付けたのは、カードケース横の辺から2cm程のところ。このあとの工程でカードケースをひっくり返すので、この段階では縫い付けるのは表側です。

こういうパーツは市販のカバンには付いていないことが多いので、自分好みにカスタマイズできるのは、ハンドメイドならではですよね。

マチを作る

中に荷物を入れられるようにマチを作ります。

カードケースの横と底の接着線をしっかり合わせて、接着線を中心にして左右均等に縫いましょう。今回は、12cmのマチにしたいので左右6cmずつとります。

印の線には、マスキングテープを使用。縫うラインの際に沿ってマスキングテープを貼ると、縫った後もきれいに剥がせます。

縫ったあとの角は、底板も兼ねるため、そのままにしておきます。

ドライヤーで温めて、ひっくり返す

ドライヤーでカードケースを温めます(10秒~20秒程)。カードケースがふにゃふにゃになったら、ひっくり返し、角を整えましょう。

マチでできた三角の部分は、底面に沿わせて折ります。

形を整えている間に冷めて動きが悪くなっても、また温めれば形を変形することができるので、きれいに形を整えていきます。

※火傷には十分注意して下さい。

コバステッチで立体感のある形に

紙袋のような立体感のあるボックス型になるよう、コバステッチをかけます。

ステッチをかけるのは、底面から上辺にかけた4辺の端から2mmくらいのところです。

目測ではなく、マチと同じ幅になるように左右6cmずつ測って縫うと仕上がりがきれいです。

まんぼう
まんぼう

取っ手位置のイメージが付きやすいかと思って先にコバステッチをかけたけど、取っ手を先にした方が、やりやすかったかも…

取っ手を付ける

取っ手を付けます。手持ちのカバンテープを使ったので、長さは42cmのカバンテープを2本使用しました。肩掛けするには、少し難しいくらいの長さです。

取っ手の間が8cmのところで留め、丈夫になるよう四角と×を組み合わせた形に縫います。

左右にDカンを付ける

必要に応じてショルダーベルトを着脱できるよう、左右にDカンをつけます。

10cmのカバンテープにDカンを通し、半分に折ったものをバッグの両サイドに縫い付けます。縫い方は取っ手と同じように丈夫に縫いましょう。

完成したクリアバッグです。

シンプルで透明感のあるクリアバッグにできたのではないでしょうか?

ちなみに冒頭で触れていた縫い心地については、サクサクと針が通る感覚が楽しかったです。

ハンドメイドが好きな方、手軽に自分好みのクリアバッグを手に入れたい方におすすめなので、是非作ってみてください!